乙女座上弦の月 2021年6月18日|蒔いた種の実りを実感する

こんにちは、アリエ直也です。

2021年6月18日の12時54分に乙女座で上弦の月を迎えます。

前回の新月から約1週間となりますが、双子座期間真っ只中でさらに水星が逆行しているということで、それらの影響がとても強烈な1週間だったのではないでしょうか。

僕の周りでは、普段起きないようなサイト絡みのトラブルが立て続けに起きたり、半年以上前の問題が急にフッと浮かび上がってきたり、まさに水星逆行の影響だなと感じる1週間になりました。

かなり強烈な影響を受けたのですが、それでも水星逆行中ということをしっかりと把握していたこと、さらにどのような影響があるか想定できていたことで、問題が起きてもあたふたせずに柔軟に対応することができます。

このように、星の動きからどのような影響を受けるかを知ることが、ホロスコープを読む意味だと思いますし、より良い人生にするために大切なんだと感じます。

さて、このように今回の上弦の月では双子座や水星に関わるトピックがピックアップされますが、この双子座期もそろそろ終わりを迎え、夏至を気に太陽が蟹座に入ります。

双子座の集大成となる大事な期間ですので、ホロスコープを読み解きながら開運ポイントを見つけていきましょう。

出典:ASTRO DIENST

ホロスコープからみる全体運

乙女座の27度にある月と双子座の27度にある太陽からなる上弦の月ですが、今回は月に対して海王星が180度の位置にあるので、月、太陽、海王星のTスクエアを作っている配置になります。

まず月と太陽ですが、太陽が9ハウス双子座にあります。前回の新月から双子座期のテーマである情報収集を嫌というほど行ってきたと思いますが、情報を集めたおかげで自分の見る視点が変わってきて、見える世界が変わってきた実感があるかと思います。

双子座も27度ということで終盤の位置にありますが、この終盤ではこれまでのように情報を集めることに力を注ぐのではなく、集めた情報を形にして次の蟹座期に移行するような、そんな流れを作れるとより運が開いていくでしょう。

柔軟宮の双子座でしたので、あらゆることに手を出し、あらゆる情報に触れて、まとまりのない感じに疲れが出てきた頃かと思いますが、そろそろまとまりが見えてくると思うので徐々に日常生活も落ち着いてくるでしょう。

目的はどこにあるのかを意識する(太陽9ハウス・海王星)

とはいえ、ここで安心するのはちょっと早いかなという印象です。

というのも、先ほどもお伝えしたように月に対して海王星が180度の位置にありますが、海王星は物事を曖昧にする性質を持っています。

何か形になったとしたら、それをどのように生かすかが重要であり、目指す先を明確にしなければ何も生きないまま終わってしまうこともありますが、この海王星の物事を曖昧にする性質により、どうも目的が明確にならないまま、曖昧に進んでしまいそうな空気があります。

そこで、やはり重要なのが目的意識を司る太陽をどう活かすかです。

いつもであれば浮き足だった目標や現実離れした目標を掲げることはおすすめしませんが、この上弦の月では太陽が9ハウスにあるので、自分の限界をこえるような目標を掲げてもそこにしっかりと目付ができるようなエネルギーがあります。

ある意味、新しく形になったことは、今までの限界を超えるようなポテンシャルを秘めていると思っていただいて良いでしょう。

これまで悶々として閉塞感があった方にとっては、ブレイクスルーをするような、空が開けるような感覚になるかもしれません。

風のエレメントでグランドトライン

今回の上弦の月でのもう一つ重要なトピックとしては、天秤座のアセンダント、双子座の水星、水瓶座の土星による幸運の配置「グランドトライン」が起きていることです。

風のエネルギーが一層強まって、重苦しい空気も一変、軽やかな気が流れてきそうです。

アセンダントに対して、水星と土星がそれぞれトラインの配置になっていますが、このどちらの天体も現在逆行中です。

アセンダントは、自分の自然体で相手からどのように見られるかがわかりますが、自然体の中にも、水星や土星の逆行により「見られ方を見直して、自分でコントロールする」ことができるようなエネルギーを持っています。

つまり、リブランディングができるタイミングですので、これまでに行った情報収集と、それにより形になりつつある武器を生かして、今後どのように自分(あるいは会社)を見せていくか、見直すタイミングとしてはぴったりの時期です。

双子座期は6月21日まで続きますので、もう少し情報収集を行って、実際に形にしていくのは蟹座期に入ってから、そして満月を迎えてからという感じになりそうです。

今まで悶々としていた中で、スカッとしたエネルギーが流れ込むとどうしても気持ちが逸ってしまいますが、水星、土星逆行のマイナス面も影響を受けやすい時期ですので、慎重に過ごすことはお忘れなく。

おすすめの記事