双子座新月 2021年6月10日|全体を見渡すための偏りのない情報収集

こんにちは、アリエ直也です。

2021年6月10日の19時53分に双子座で新月を迎えます。今回の双子座新月は日食を伴う新月ということで、より重要な新月となりそうです。

ここのところ、新月、満月の日に重要なイベントが続くので、「結局毎回重要じゃないか」と思われがちですが、それだけ宇宙からは重要なメッセージが送られていると捉えていただければと思います。

毎回重要だと言われるとメリハリがなくなってしまいますが、ポイントはどんなテーマが重要になるかを抑えることです。

前回の射手座満月の皆既月食は、柔軟な対応が求められながらも、その流れを受けて自分の内面と深く向き合うことが重要というメッセージでした。

今回の双子座新月も射手座と同じ柔軟宮ということで柔軟な対応が重要ですが、射手座と違うところは、自分の内面と深く向き合うのではなく、情報を取りに行くことが重要なテーマとなります。

詳しくはこの後解説しますが、このように各サインの扱うテーマや性質が違うので、その辺りを意識していただくと、より一層宇宙からのエネルギーを受け取れるでしょう。

また、新月に取り組みたいこととしては、目標設定や新たに挑戦することを決める、といったことですが、今回の新月は双子座の影響により右往左往して決まったことが覆されることもありそうですので、

  • 何かを完成させる
  • プロジェクトを成功させる

というような最終のゴールを目標に設定したとしても、二転三転してそこまでたどり着かない可能性があります。

ですので、どちらかというと中間目標(KPI)を設定して、そこに向かうために必要なことを把握することを目標とすると、うまく双子座のエネルギーを扱えそうです。

このようなことも意識していきながら、ホロスコープからのメッセージを読み解いていきましょう。

出典:ASTRO DIENST

ホロスコープからみる全体運

今回の新月は双子座で起きていることと、逆行中の水星も双子座に滞在していて月とコンジャンクションしていることも重要なポイントです。

双子座のエネルギーが強調されることに加えて、水星が逆行していることから、双子座が象徴する情報力や思考力、土台となる知識(初等教育と捉えることも)に関して、見直しや振り返り、深堀りすることが求められそうです。

これらの月、水星のエネルギーの使い方としては、

月のエネルギー
自分のやりたいことや、ああしたい、こうしたいに素直になって、それを実現するためには何が必要か情報を集めたり誰かに情報を聞きにいってみたりすると良いでしょう。ポイントは素直に純粋に、好奇心を大切にしながら情報をとりにいくことです。

そこで必要だと分かったことがあれば、この新月期間に勉強を始めるとその後の発展に繋がりそうです。

水星のエネルギー
月のエネルギーだけだと自分の好きな情報や取りたい情報だけに偏ってしまうので、逆行中の水星のエネルギーを使って不足しがちな情報を意図的に取るようにしましょう。

苦手なことや、普段は触れたくないような堅苦しい分野の情報などは、このタイミングで触れておくと後々効いてきます。特に管理職の方や社長、フリーランスの方は、財務、法務、マネジメントなどの組織を守るために必要な知識を抑えておきましょう。

このように、満遍なく情報を取りにいくことで、その後の展開が180度変わると言っても過言ではないぐらい見える世界が変わってきます。

情報の波に飲まれても立ち上がる精神力

たくさんの情報を取りにいき、加えて普段は嫌だなと思うことにも触れていくことで、情報の波に飲まれて頭がいっぱいになってしまうこともあると思いますが、そこで考えることをやめてしまうと次のステージには進めません。

また、月、水星に対して魚座の海王星がスクエアという葛藤の角度を取っています。海王星は境界線をなくしてしまう性質があり、本当、嘘の境界線を曖昧にする性質があることから、フェイクを象徴する天体と言われています。

たくさんの情報を取りにいくことでオイシイ話やフェイクニュースにも遭遇すると思いますが、何が本当で何がフェイクかは誰も教えてくれません。そのようなことも考えると、少し手厳しい新月になりそうな予感もします。

次の満月までの約2週間は情報の波に飲まれても諦めずに最後まで考え抜いてください。根気強く考え抜く精神力も試されている期間とも言えるでしょう。

双子座の水星逆行で注意すること

コミュニケーションや情報、通信、交通を司る水星が逆行することで、これらがスムーズに進まず障害が発生しやすい期間になります。

  • コミュニケーション不足
  • ミスコミュニケーション
  • 通信障害、ネット障害
  • 交通事故、遅延、渋滞

など、日常生活で自分たちに直結するような影響もあるので注意しましょう。対策としてはいつも以上にゆとりを持つことです。特に柔軟宮である双子座の水星ですので、右往左往したり外的要因に振り回されてしまうことも想定されます。

このような影響があることを知っておくだけで心にゆとりが生まれます。水星逆光が終わる6月23日頃まではいつも以上に意識しておきましょう。

加えて、今回の新月のテーマに関する注意点としては、新月のテーマである自分のやりたいことや、やろうとしていることが、逆行の影響で相手に伝わっていないという問題が発生しやすいです。

できないことを嘆かず、工夫をする

特に、マネージャーや管理職、部下を持つ立場の方は、自分の指示が的確に伝わっていないことが考えられるので、入念にコミュニケーションを取りましょう。

場合によってはしばらく対面で会議ができない状態で、コミュニケーションが不足しがちな状況下にあると思いますが、月と水星がある6ハウスのテーマである「工夫すること」を忘れないでください。

また、入念にコミュニケーションを取っていたとしても伝わらないのが水星逆行です。もし相手に伝わっていないことが判明したとしても、それは天体の影響だと割り切って、決して相手をとがめないように。

ポイントは、自分のやりたいことをしっかりと伝えて、それを何のためにやるのか、という前提までしっかりとすり合わせることです。

月、水星に対して水瓶座の土星がトラインという良好な角度を取っていますが、この土星が本質の深堀を促しているようです。ちなみに、土星は2ハウスにあるので、この本質の追求が新たな収入源や売上源になりそうです。

新月のサビアンシンボル「カフェテリア」

新月が起こる双子座の19度(サビアンでは20度)のサビアンシンボルは「カフェテリア」です。

どの分野に対しても広く情報を取ること。一点集中ではないが広く知識を持つことで全体を把握して客観的に判断することをができるようになる。という意味があります。

新しい情報が入ってくることや、新しいところにいくことは、新鮮で刺激的で楽しいですが、いろいろなことを知ってしまうとそのような新鮮さやワクワク感がなくなって退屈になってしまいますが、その一方であらゆることが想定できるようになります。

仕事においては、いかに全体像を把握してゴールから逆算思考で物事をこなせるかがポイントになりますが、その点においては満遍なく情報を取って知識を得ることが大切です。

人によっては知恵熱が出てしまいそうな、苦しい新月となるかもしれませんが、適度に情報を整理する時間をとりつつ、次の満月まではとにかくあらゆる情報に触れていきましょう!

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