2021年1月6日 18:37頃 頃、天秤座で下弦の月になりました。下弦の月は満月からちょうど半分欠けたタイミングで、これからさらにエネルギーが欠けていくときでもあるので、行動力を示すよりも落ち着いて見直すような流れになっています。
2021年の仕事が始まったばかりですが、正月ボケでまだまだフルパワーを出しきれない方も多いと思いますが、月のエネルギー的にも減少していく流れなので、無理やり活動しようとせず、リハビリをするような形で徐々に仕事モードを作っていければ良いでしょう。
本格的にパワー全開でいけるのは新月が過ぎたタイミングになります。
では、ホロスコープを見ながら解説していきます。
出典:ARI 占星学総合研究所
2021年これでいいのか?歪みはないか?しっかりと吟味する
冒頭でもお伝えした通り、下弦の月ですので拡大する方向のエネルギーではなく、パワーが減少する方向ですので、年が明けたからといって気合で進むのではなく、冷静に淡々と吟味する方が望ましいでしょう。
これまでの施策をしっかりと分析して必要に応じて改善策を練るタイミングです。ここで焦って気合で進捗させるよりも、2021年本当にGOして良いのか、できる限りの想定をしてください。
天秤座で起きる下弦の月ということで、協調性や調和、バランスといったテーマがあります。もし、2021年に大きな仕掛けに打つ計画があるのであれば、そのプロジェクトは会社にとって無理は生じていないか、理想と現実のバランスは取れているか、確認してみてください。
社会情勢が大きく変わる中で、会社として存続するために大きな手を打つ会社も多いと思います。コロナの影響で、これ以上黙っていられないかもしれませんが、もう少しだけ落ち着いて考え抜いてください。よくよく考えてみると、勢いに任せてしまっていたが現実的には難しすぎるだろうというプロジェクトもあることでしょう。
また、今回の下弦の月は3ハウスで起きています。3ハウスは「コミュニケーション」「情報」「伝達」などのテーマがあります。天秤座には「対人関係」や「社会との関係」という意味もあるので、プロジェクトメンバー同士でしっかりとコミュニケーションを取りながら情報共有が出来ているか、共有しなければならないことの漏れはないか、確認していきましょう。
特に、あなたがプロジェクトリーダーの立場であれば、チームメンバーとのコミュニケーションはもちろんですが、上司とのコミュニケーションもしっかりと取って、風通しの良い状態を作ることがポイントです。
月のエネルギーが強調される
今回、月と他の天体がアスペクトを取っていない珍しい配置になります(下弦の月なので太陽とはスクエアの状態になっています)。他の天体と繋がりがない状態ですので、月本来のエネルギーや意味合いがより強調される日になります。そこで特に注意していただきたいのは、月が司る「感情」が強調されやすくなるので、感情の扱いには気をつけていきましょう。
下弦の月ということでパワー不足になりがちで、「まあいいか」というようなネガティブな感情になり、なまけ癖が出てしまいがちになります。やらなければならないことを先延ばしにしてしまう可能性もあるので注意してください。特に、先ほどお伝えしたメンバー同士のコミュニケーションや情報共有は先延ばしにせずしっかりとやっておきましょう。
ここで先延ばしにしてしまった結果、プロジェクトのスタート時に足踏みしてしまうことも考えられます。大きなプロジェクトに関わっている中間管理職、リーダーの方は意識しておきましょう。
ビジネスに置いて、前提共有、前提条件の設定はその後のプロジェクトを左右する重要なファクターです。ここでしっかりと対策しておけば約1週間後に来る新月のタイミングで推進力を持ってスタートすることができるので、大変な作業かもしれませんが開運ポイントだと思って頑張って取り組んでみてください。